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トラブル解決事例3

トラブル解決事例3

家族同士の遺産分割、どうすればいいの……

トラブル解決事例3 父が亡くなったのですが、遺言書はなく、遺産分割協議中でした。相続人は、母・兄・私の3人です。

そんな中、後を追って母が亡くなりました。母は公正証書遺言を遺しておりました。母の遺言書の内容は、「遺言者は、私が所有する一切の財産と、亡夫から相続した財産を全て合わせて、これら全てを娘に相続させる」という内容です。しかし、父が亡き後、兄は遺産分割協議に全然応じてくれていません。母が末期がんだったので、「母が死んだら教えて」と言って、全く応じませんでした。それだけでなく兄は、自分は18歳から家に入れていた生活費等のお金は1000万円近くあるからそのお金も全部返せと言っています。 私は両親の介護も一人でやっていましたし、母は亡くなる寸前までそのことを気にかけてくれて、私のために公正証書遺言を残してくれたのです。母も亡くなったしまった今、両親の遺産分割はどのようにすればよいでしょうか。

解決内容

お兄様のように義務を果たさず権利ばかり主張する方がいて、揉めてしまうケースはよくあります。このように全く話合いが進まなくなってしまうと弁護士などに依頼し調停など公の場で決着を付ける方法があります。
※法定相続分では、お父様の財産を、お母様が1/2、お兄様1/4、相談者様1/4、相続します。次に、お母様の相続を公正証書遺言のとおりにお母様が相続したお父様の財産1/2と、お母様の財産を相談者様が相続できます。 しかし、お兄様には遺留分という権利があります。本来法定相続通りに相続すると、お母様の財産はお兄様とご相談者様が1/2ずつ相続しますが、公正証書遺言によりご相談者様に全部相続するということなので、お兄様は法定相続分の1/2、すなわちお母様の財産の1/4を遺留分としてご相談者様に減殺請求できます。

お兄様の主張している18歳から入れていた生活費は、お兄様ご自身も一緒に生活しているので返す必要ないでしょう。

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