被相続人の意思を残す手段に遺言書があり、本日は特殊な状況の時に活用できる危急時遺言のひとつ船舶遭難時遺言についてお話したいと思います。

この遺言は船舶や飛行機等が遭難をして、死の危険が迫っているときに口頭で遺言を残せる方法です。
遺言方法は以下の通りです。

まず二人以上の証人を立ち会わせ、遺言者は遺言内容を口頭で述べます。またこの際言葉を話すことができない者は、手話などの通訳を通して述べることも可能です。立ち会った証人はその遺言内容を筆記し、これに証人全員が署名、押印をします。その後、証人のうちの1人、又は利害関係人はその遺言書を家庭裁判所へ持っていき確認の手続きを行ってもらう必要があります。

このような事態に遭遇することは極々稀ですが準備に越したことはありませんので、こういった方法もあるということを知識として蓄えておくと良いでしょう。