相続をするにあたって、被相続人の財産を全て把握する必要があります。
しかし現実に、他人の財産を把握することは極めて困難です。
例えば「遺族に内緒で預金口座を作り、こっそりヘソクリをしていた」、「遺族には伝えていないが、知人の連帯保証人になっていた」というご相談者様がいらっしゃいます。

分割協議が終わった後にプラスの財産があると分かった場合は、その新たな財産を分割協議すればいいのですが、マイナスの財産があった場合は大変です。
被相続人の死後数か月以上たってから債権者から督促状が届き、大慌てするという例も多くあります。

被相続人の財産を把握する際は、仕事関係や交友関係も含め、「多額の借金や連帯保証人になっていないか」をしっかり調べなければなりません。
実際に親が子に自分の財産を話していない事の方が多いので、親の財産を把握しておければ相続の時に安心できますが、近年では、親が膨大な財産を保有していると知り、使い込もうとたくらんでいる子供がいるのも事実です。このようなケースも実際にもありますので、事前に話をしておいた方が良いのか、それとも遺言などで死後に伝える方が良いのか、相続人の性格や人間関係などにより様々です。

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※注意※
記事の執筆後に法令改正等が行われている場合、内容が古い可能性があります。法的手続きをご検討中の方は、弁護士・税理士・司法書士等の専門家への確認・相談をおすすめします。