当センターに頂くご相談の中に既に選任された成年後見人に対して「不満・不服があるため別の人に変更したい」と言うご相談を頂く事があります。

結論から申し上げますと、一度選ばれた成年後見人は原則として、変更することはできません。
ただ、それは原則であってケースによっては変更も可能です。
例えば、個人的な理由で後見人を変えたいと申出てもそれは家庭裁判所に認められる事はません。

しかし、その後見人に落ち度があった場合(成年後見人としての責務を果たさない)等は、民法846条により、親族らは、後見人に不正な行為、任務の怠慢等の事情を理由に、家庭裁判所に後見人の解任を申請することができます。

以上のことから、成年後見人に不正や任務の怠慢等の兆候が見られた場合は、家庭裁判所へ成年後見人の指導及び監視を申出て、万が一それらが事実であった場合は解任・変更することもできるのです。